年末年始は外食機会が増えたり、テイクアウトによる家庭での食事が増えたりと買い込みが増えるため、管理しきれない食料品が増え、食品ロスが起こりやすい時期。
消費者庁も過去に行事や帰省に伴う買いすぎを避けることを案内していたり、農林水産省も年末年始の食品ロス削減キャンペーンを毎年実施しています。
年末年始こそ、食品ロスを意識してすごしてみませんか?食品ロスを防ぐために冷蔵庫の食材を使い切るコツと対策を整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのきいろがお伝えします。
続きを読む
1.冷蔵庫とパントリーの在庫を確認
家にある食料品の在庫を確認する前に買い物に行ってしまうと、家にあるのに買ってしまうことがあります。なので食料品の買い物に行く前に必ず冷蔵庫とパントリーの在庫を確認しましょう。年末年始の食料品の買い物をする前にこの家にある食材を使用した料理の献立を立ててみませんか?
続きを読む
2.賞味期限が近い食品を先に使えるように収納位置を変える
賞味期限が近い食品を先に使用できるように、賞味期限が近い食品を冷蔵庫やパントリーの取り出しやすい位置に収納しましょう。カゴなどにまとめて「早めに使う食品」とわかりやすくすると早めに使用することを意識しやすくなりますよ。早めに使いたいものは奥に隠れないように手前に収納を心がけます。
続きを読む
3.使い切りやすい順番に並べ替えの工夫
もし同じ食材を多めに購入した場合は「残り○個」とメモを貼ったり、まとめ買いした食材は同じ場所にグルーピングして、使い忘れ防止対策をしてみませんか?「探さなくてすむ」収納を心がけることで使い忘れ防止できます。
4.週1回の「冷蔵庫リセットタイム」をつくる
買い出しに行く前などにタイミングを決めて冷蔵庫の食材をリセットさせる時間をつくるのがおすすめ。この日までに冷蔵庫の中の食材をなるべく使い切ると決めて料理をします。食材がスッキリしてくるタイミングで冷蔵庫の棚板の掃除もついでにしてしまうとスッキリした気持ちが味わえます。週1回なら続けやすいですよ。
続きを読む
5.余りそうな食材は逃げ場をつくって工夫
冷蔵庫リセットタイムまでに食材が使いきれなかったら、逃げ場をつくっておくのがおすすめ。野菜の場合はスープや味噌汁や炒め物にしてみたり、使いきれなそうなキノコ類は冷凍していろんな料理に入れてみたり、半端な調味料を使い切る料理にチャレンジしたりしても。冬は鍋料理にいろんな食材を入れられるので、冷蔵庫リセットのために鍋料理で冷蔵庫の食材を整理してみるのも◎。あるもので料理をつくってみる工夫を楽しみましょう。
続きを読む
「見える化」「定位置化」「ルール化」をすると食品ロスが減る
冷蔵庫やパントリーの食品の在庫を確認して、食材を忘れないように「見える化」して収納すること、食材の場所を探さなくてもわかるように「定位置化」すること、週一回の冷蔵庫リセットタイムで「ルール化」することで食品ロスを減らす工夫ができます。食品ロスを減らすことはムダな食材を買わないことにも繋がり、家計にもやさしいです。
◼️執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※Adobe Fireflyで作成した画像を使用している場合があります。
記事一覧に戻る