レシピを見ながら料理をしていたら、載っている材料がキッチンにない…そんな経験をしたことがある人は多いのでは。
片栗粉などの粉類を切らしているとき、小麦粉などほかの似たような粉で代用できるのでしょうか?
出張料理人としての仕事もこなす食育インストラクターの植松愛実が、代用できるもの・できないものや、代用するときのコツ、さらには代用してむしろラッキーだった!?経験についてお教えします。
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だいたいのものは代用OK…!?

片栗粉や小麦粉がなかった場合の調理例(後述)
結論から言うと、片栗粉と小麦粉はおたがいに代用できることが多いです。とくに、豚のしょうが焼きや鮭の南蛮漬けのように、肉や魚を焼く前に粉をはたくような料理や、唐揚げや竜田揚げなどの揚げ衣については、片栗粉でも小麦粉でも問題ありません。
もちろん、たとえば揚げ衣については、片栗粉でつくると「シャクッ」とした食感になりやすく、小麦粉だと「ガリッ」とした食感でしあがりが異なりますが、料理が失敗するほどのことではありません。筆者もよく、小麦粉と片栗粉のどちらかをきらしているときに代用しますが、いつもと違う食感が楽しめるとポジティブに考えるようにしています。
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ちなみに肉や魚を焼いたり揚げたりするとき、コーンスターチでも代用可能ですが、焦げやすくなるのでやや少なめにつけるのがポイント。食感はよりクリスピーな感じになり、わが家では人気です。
コーンスターチは小麦粉や片栗粉よりも単価が高いので、日常的に代用するのは気が引けるものの、「今日は片栗粉がないからちょっと贅沢しちゃおう」と前向きに使っています。
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代用に「要注意」な料理も

一方、できるだけ代用しないほうがよいか、代用するときに注意が必要な料理もあります。スープやシチューなどの水分が多い料理です。こういった料理は、片栗粉・小麦粉・コーンスターチのねばり気の違いによって料理に違和感が出てしまいます。
たとえば、ホワイトシチューをホワイトソースから作る際に、小麦粉の代わりに片栗粉を使うと、ネバネバしてシチューぽくないシチューになってしまいます。ちなみにこの場合、コーンスターチであれば代用OKです。
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そもそも使わなくていい場合も

オイスターソースで調味した例(後述)
肉料理に片栗粉や小麦粉を使うようレシピに指定があるとき、その目的はさまざまですが、もし固い肉をやわらかくしあげるためではなく照りを出したいだけの場合は、わざわざ代用してまで粉類を使わなくてもOK。
とはいえ、やっぱり照りがあったほうがおいしそうに見えるから照りがほしい…という場合は、調味料で調整することができます。片栗粉などで照りを出すような肉料理はたいてい調味料で醤油を使うことになっていると思いますが、その醤油をオイスターソースに変えると、照りのあるしあがりに。
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というのも、オイスターソースは黒糖など加熱によって照りが出る原材料を含んでいる商品がほとんどなのです。もちろん、醤油を使う場合と味わいは変わってきますが、たいていの和風と中華風の料理ならあまり違和感がありません。
洋風だとちょっと合わないのですが、そもそも片栗粉などで照りを出す肉料理で洋風のものが少ないので、だいたいの場合はOKです。筆者はわりと気軽に、日常的にやっています。
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代用のポイントを知って料理の手間を減らそう!
調理中に片栗粉や小麦粉などの食材が足りなかったとき、わざわざ買いに行ったりメニューを変えたりするのは大変だけど、かといって代用して失敗するのもちょっと…と迷うこともあると思います。
今回ご紹介したように、代用できる場合・さけたほうがよい場合や、代用することで料理をより楽しめたり、むしろ使わなくてもOKだったりと、ポイントを知っていると気軽に手間を減らすことができます。ぜひためしてみてくださいね。
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