「子どもが料理を手伝いたがるけれど、何を任せればいいかわからない」「時間がかかるから、つい自分でやってしまう」。そんな経験はありませんか?
料理のお手伝いは、食材に触れたり、調理の工程を知ったりする身近な食育の機会です。
今回は、食育実践プランナーの資格を保有し、3児の母でもあるサンキュ!STYLEライターの谷野さおりが、子どもの「料理したい!」という気持ちを大切にしながら、無理なく取り入れられるキッチンのお手伝い3ステップをご紹介します。
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ステップ1:料理のお手伝いは「包丁を使うこと」だけじゃない!

出典:写真AC
子どもに料理を手伝ってもらうというと、包丁で野菜を切ったり、フライパンで炒めたりする姿をイメージするかもしれません。
しかし食育の視点では、食材を見たり、触れたり、調理による変化に気づいたりすることも大切な経験です。
例えば、調理前のにんじんを見せて「どんな色をしているかな?」「触ると硬いかな?」と質問してみるだけでも、食材に関心を持つきっかけになります。
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また、料理を始める前に「今日は何を作ると思う?」と聞いてみるのもおすすめです。
子どもの年齢や発達、経験によってできることは異なります。最初から難しい作業を任せる必要はありません。
まずは食材を選ぶ、洗う、並べるなど、子どもが取り組みやすいことから始めてみましょう。
ステップ2:「ちぎる・混ぜる・盛りつける」から始めるお手伝い

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実際に料理へ参加してもらう際は、包丁や火を使わずにできる作業から取り入れると、親も見守りやすくなります。
例えば、次のようなお手伝いがあります。
1.ちぎる
レタスを手でちぎったり、きのこを小さくほぐしたりする作業です。
「大きい葉っぱと小さい葉っぱ、どちらが食べやすそう?」と声をかけながら進めると、子ども自身が考える機会にもなります。
2.混ぜる
十分に冷ました食材をボウルで混ぜる、和え物を作るなどの作業です。
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ボウルの下に滑り止めを敷くと、子どもでも作業しやすくなります。食材がこぼれても慌てずに済むよう、少し大きめのボウルを使うのもおすすめです。
3.盛りつける
完成した料理をお皿に盛りつけたり、冷めた具材を並べたりする作業です。
「どこに置いたらおいしそうに見えるかな?」と聞けば、子どもなりの工夫を楽しめます。
調理前後の手洗いを習慣にし、生肉や生魚、熱い調理器具などは大人が管理しましょう。小さな子どもには、誤飲や窒息につながる食材にも注意が必要です。
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ステップ3:完成度より「できた!」を大切にする声かけ

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子どもがお手伝いをすると、野菜の大きさが不ぞろいになったり、盛りつけに時間がかかったりすることもあります。
そんなときに意識したいのが、完成度よりも取り組んだ過程に目を向けることです。
例えば「上手にできたね」だけでなく、「レタスを一枚ずつ丁寧にちぎっていたね」「自分で盛りつける場所を考えたんだね」と具体的な行動を言葉にして伝えます。
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うまくできなかったときも「次はどうしたらやりやすいかな?」と一緒に考えることで、子どもの気持ちを大切にできます。
また、自分が作った料理を必ず食べるよう求める必要もありません。作ることに参加した経験そのものを大切にしましょう。
まずはいつもの夕食づくりの時間から
料理のお手伝いは、特別なメニューを作る日だけのものではありません。
まずはいつもの夕食づくりで、「ちぎる・混ぜる・盛りつける」のうち一つを子どもに任せることから始めてみてはいかがでしょうか。
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