お金、家事、片づけ……。日々のちょっとした「くふう」を積み重ねることは、自分らしく生きる力を育て、毎日を充実させていくことにつながります。ライフスタイルが変わっても心地よく過ごしている50人の方々に、自分や家族を大切にしながら、前向きに暮らすヒントを教えてもらいました。
1年前までは「平日の料理は妻」という暗黙の了解に縛られていた「える」さん一家。しかし、育児と家事の板挟みでパンク寸前の状況を機に、「できる方がやる」スタイルへとシフトチェンジ。あえて担当を固定せず、その日の状況に合わせてできる方がやる方式にしたことで暮らしが回るようになったと話す「える」さんに今回お話を伺いました。
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※この記事は雑誌『サンキュ!』2026年1月号の別冊「50人の暮らしのくふう」の内容を一部抜粋・掲載しています。
料理はできる方がやる方式

1年前まで平日の料理担当は、在宅勤務が多い妻。「でも、子どもはママにべったりで妻は大忙し。暗黙の了解で料理を任せてきましたが、妻には子どもの世話や他の家事をしてもらい、帰宅が早い日は自分が作る方が効率的だと気づきました」。
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今は週4回程度、えるさんが料理を担当。少ない食材&20分以内で作れるメニューを研究しています。夫婦の役割分担が明確になったことで、平日夕方のバタバタやイライラも解消。子どもの寝かしつけまでの流れもスムーズに!
プロフィール

えるさん
(福岡県在住・32歳)
Food Cost Data
- 月の食費:3万円台
- 買い物頻度:週末にまとめ買いと平日に不足分を買い足し
※取材当時
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担当決めのくふう
料理担当は昼ごろに相談。「できる方がやる」ことにして臨機応変に対応
「◯曜日は夫担当」などは決めず、お互いの仕事の状況によってその日の担当を決定。「昼ごろにLINEをし、僕の帰宅が遅くなりそうなときは妻にお願い。メニューに迷ったら、相談して決めています」
▪️パパ担当の日

丼もの+前日のスープ
だしあん卵丼(作り方は下記)のコーン入りに、前日のスープを添えてパパッと仕上げます。
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麻婆豆腐
えるさんの帰りが遅く、麻婆豆腐の具材を炒めるところまでを妻が担当。
▪️ママ担当の日

チキン+残りもの
えるさんが下味をつけて冷凍した鶏肉を焼き、残りものの麻婆豆腐をプラス。

残りもの+市販の惣菜
夫婦ともに帰りが遅くなり、前日残ったおかずに市販のから揚げを追加。
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料理をしない方が子どもの相手をするなど、パラレル家事を徹底

料理をしない方は子どもの相手やお風呂に入れるのを担当し、寝かしつけをしない方が食器洗いをするなど、家事は夫婦で並行して行うのが基本。一方に負担がかかることなく、夫婦関係も円満に。
メニューのくふう
レンチンだけでできるメニューや工程を追求する
オムそば

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平日は品数へのこだわりは捨て、残りものも堂々と活用。「当たり前にやっていた面倒な工程をいかに省けるかも時短のカギ。面倒なオムそばも、電子レンジ一発で作ることに成功しました!」

具材を重ねてチンするだけ!
少ない食材で作れるメニューを研究する
だしあん卵丼

卵があれば作れちゃう!
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水、めんつゆ、しょうゆ、片栗粉、砂糖、粉末だしの素であんを作り、溶き卵を流し入れれば完成。あんに酸味をきかせたり、塩味にしたり、具にウインナーやちくわを加えたりと、アレンジも自在。
柔軟なシェアと引き算メニューで、夕方の暮らしにゆとりを
その日に「できる方がやる」柔軟なスタイルで、夕方のイライラを解消したえるさん夫婦。パラレル家事の徹底や、レンチン・少ない食材での割り切りメニューは、忙しい共働き世帯の強い味方ですね。お互いを思いやるチームワークが、心地よい家庭作りのヒントになります。
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撮影/天野良子・有馬秀星・市原慶子・大森忠明・片岡祥・川上明子・キムアルム・桑名晴香・清永洋・髙杉純・林ひろし 構成・文/鹿島由紀子
※掲載した名前、年齢、職業、住居形態、家計などは、22年1月号~ 25年9月号の『サンキュ!』誌面に掲載された当時の情報をもとに転載、再編集しています。内容は取材当時の情報であり、現在とは変わっていることがあります。
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