56歳の夫は、あと3年で定年退職。「家族であってもずっと一緒はしんどいですよね」と語る万波さんは、退職後もほどよい距離感のある風通しのいい夫婦でいたいから、休日は夫を「サウナに行って来たら?」などと送り出して、仕事以外の居場所や楽しみをみつけてくれるように促しているそう。
子育てを終え、私の「素」がむくむく顔を出してきた
子育て中は母業に必死。夫は仕事で多忙だったから「家のことは私がやらなきゃ」という使命感で自分のことは後回しだった。子育てを終えた50代の今、ようやく自分に向き合う時間を持てるように。
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すると家しごとを趣味として楽しむ素の自分が戻ってきた。夫が定年退職して家にいることが増えても一人時間は大事にしたい。だから休日はそれぞれ好きなことをして、ただいま退職後の予行演習中。

夕食だけ一緒に食べるのが我が家流
一緒に食事をするのはいわば「安否確認」。心と体が元気かどうか、食べ方を見ればわかるから。食事中はお互いもくもくと食べる。
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「私にはそれが心地いい。確かめたことはないけれど、夫も多分そうじゃないかな」

夫はテーブルではなくちゃぶ台で食事をするのが好き
子どもたちの次は、植物を「子育て」しています
子どもたちが就職したばかりの時は「空の巣症候群」になったけれど、今はだいぶ慣れた。「手をかけすぎても、ほったらかしでもうまくいかない。植物を育てるのは子育てと似ているかも?」
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【編集部ボイス】50代からの人生は、しなやかな「個」のつながりと、育む喜びを楽しむ
「家族であっても一人の人間として尊重し合う」。万波さんの語る心地よい距離感は、役割に縛られてきた40代までを経て、50代からの人生を自由に謳歌するための新しい家族のカタチでした。
子育てを終えた今、その愛情を植物へと注ぎ、根っこのひとすじまで慈しむ万波さん。自立した「個」として家族と向き合い、身近な命の成長をゆったりと楽しむ。そんな万波流のしなやかな生き方は、これからの人生をより豊かで、風通しのいいものに変えてくれるはずです。
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