お金、家事、片づけ……。日々のちょっとした「くふう」を積み重ねることは、自分らしく生きる力を育て、毎日を充実させていくことにつながります。ライフスタイルが変わっても心地よく過ごしている50人の方々に、自分や家族を大切にしながら、前向きに暮らすヒントを教えてもらいました。
31歳で離婚後、働きながら通信制大学で学び社会福祉士の資格を取得したIzumiさん。仕事・家事・育児・学生の1人4役を乗り越えた彼女の、行政の給付金をフル活用したやりくりや、ほどよく力を抜く家事のくふうをご紹介します。
お金、家事、片づけ……。日々のちょっとした「くふう」を積み重ねることは、自分らしく生きる力を育て、毎日を充実させていくことにつながります。ライフスタイルが変わっても心地よく過ごしている50人の方々に、自分や家族を大切にしながら、前向きに暮らすヒントを教えてもらいました。
31歳で離婚後、働きながら通信制大学で学び社会福祉士の資格を取得したIzumiさん。仕事・家事・育児・学生の1人4役を乗り越えた彼女の、行政の給付金をフル活用したやりくりや、ほどよく力を抜く家事のくふうをご紹介します。
※この記事は雑誌『サンキュ!』2026年1月号の別冊「50人の暮らしのくふう」の内容を一部抜粋・掲載しています。
24歳で結婚して2人の子を授かりましたが、31歳で離婚。「高校を中退していたので、少しでも稼げる仕事に就くため、すぐ高卒認定試験を受けました」
合格後は働きながら通信制大学で学び、社会福祉士の資格に挑戦。仕事・家事・育児に加え、学生と1人4役をこなす日々が続きました。
ところが頑張りすぎがたたり、突然ひどい椎間板ヘルニアに。生活や勉強にも支障が出て、出費も激増。「私が倒れては意味がないので、今は頑張るのはほどほどに。抜きどころも意識しながら、子どもとの時間を大切にしています」

Izumiさん
(愛知県在住・38歳)
※取材当時
大学に通う費用は、資格取得を目指すひとり親向けの給付金を活用。「シングルになって福祉制度に興味を持ち、大学は福祉学科に。大卒と社会福祉士の資格を取ることができました」高等職業訓練促進給付金を活用。

シンママが受け取れる行政からの手当はないものとして貯蓄。離婚後からずっと同じアパートに住み、自分の収入だけで暮らすことを徹底。「教育費は学資保険で210万円ずつ準備して備えています」

食費は週予算の1万円を現金で袋分け。「買い物にはその週の袋ごと持参し、おつりとレシートを袋に入れます。残金が見えるから使いすぎないし、現金が残ると達成感を味わえます」

週末に平日分のメインとサブのおかずを5品ずつ決め、買い出しへ。「献立は曜日で固定せず、その日の気分や体力で選択。献立さえ考えておけばムダに買いすぎないし、帰宅後の余裕度が全然違います」

洗剤やスキンケア用品などの日用品はAmazonの定期おトク便で月1回まとめ買い。「時短になるし、買い忘れも防げます。わが家の定番品を決めることで、出費も安定しました」

部屋が多少散らかっていても、不快でなければよし! 「毎日使う子どもの服やタオルは、畳んだらしまわず、リビングに置きっぱなし。ここから勝手に取って使っていいことにしています」
1人4役の過酷な経験を経て、「頑張りすぎないこと」の大切さに気づいたIzumiさん。
手当に頼らない堅実な家計管理や、家事を7割で収める割り切りは、忙しい日々を乗り切るための素晴らしい知恵ですね。完璧を目指さず、子どもとの時間を最優先にする温かい暮らし、ぜひ参考にしたいです。
撮影/天野良子・有馬秀星・市原慶子・大森忠明・片岡祥・川上明子・キムアルム・桑名晴香・清永洋・髙杉純・林ひろし 構成・文/鹿島由紀子
※掲載した名前、年齢、職業、住居形態、家計などは、22年1月号~ 25年9月号の『サンキュ!』誌面に掲載された当時の情報をもとに転載、再編集しています。内容は取材当時の情報であり、現在とは変わっていることがあります。
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