お金、家事、片づけ……。日々のちょっとした「くふう」を積み重ねることは、自分らしく生きる力を育て、毎日を充実させていくことにつながります。ライフスタイルが変わっても心地よく過ごしている50人の方々に、自分や家族を大切にしながら、前向きに暮らすヒントを教えてもらいました。
「生活していれば物は増える」と大らかに構えつつ、空間に余白を保つため、あふれる手前でセーブすることを意識。忙しい時期は無理をせず、落ち着いてから一気に片づける。今回は、暮らしが楽になるメリハリのつけ方を料理研究家・文筆家の「馬田草織」さんに伺いました。
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※この記事は雑誌『サンキュ!』2026年1月号の別冊「50人の暮らしのくふう」の内容を一部抜粋・掲載しています。
物が増えるのは当たり前。空間をギュウギュウにしない「余白」の持たせ方
「生活していたら物が増えるのは当たり前」と大らかに構えつつ、あふれる手前でセーブしている馬田さん。30代のとき、美術館のカフェで余白を活かした写真やアートの素敵な飾り方に衝撃を受け、以来、空間をギュウギュウにしないことを意識しています。
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「家で仕事をしているので、忙しいときは散らかりに目をつぶり、山を越えたら一気に片づけ。部屋がきれいになると新鮮な気持ちになれるから、そんなメリハリも楽しみつつ暮らしていきたいですね」
プロフィール

馬田草織さん
(東京都在住・54歳)
House Data
※取材当時
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【収納のくふう】生活感のある物は引き戸の奥へ。「見せる&隠す」のメリハリ収納
「見せる」と「隠す」をハーフ&ハーフにする

キッチンの背面の戸棚はフルオープンにせず、引き戸の扉を半分(1枚)だけ設置しているのがポイント。「生活感のある物は扉で目隠しできるから、ざっくりしまえて気持ちがラク!」

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扉をずらすと生活感が一気にアップ。
暮らしの変化に合わせて収納を見た目よく足す

料理教室を始めてから来客用のカップが増えたので、カップボードを設置。使い勝手がいいお気に入りのコーナーに。物が増えても自分を責めず、暮らしに合わせてアップデート。
毎日使うツールやカトラリーは一歩も動かずに取れる位置に

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作業台から振り返れば取れる位置に、かわいい空きビンなどを再利用してカトラリーを収納。
毎日使うツールは、作業台から一歩も動かずに取れる位置にズラリと集合。
【インテリアのくふう】床置きを減らす工夫と思い出の飾り方
掃除しやすいよう、床置きするグリーンは1つに限定

グリーンが多い馬田さんのお宅ですが、天井から吊るしたり、飾り台に載せたりしているので、床置きしているのは1つだけ。掃除ロボットが動きやすいよう、床置きするものは最小限に。
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思い出の品は捨てず、しまわず、インテリアとして飾る

幼かった娘が母の日に描いてくれた絵、ポルトガル旅行で拾った松ぼっくりなど、思い出の品は飾りながら愛でます。「ときどき並べ替えながら、模様替えをして気分転換も!」
大らかなマインドとメリハリが、心のゆとりを生む
「生活していれば物が増えるのは当たり前」という馬田さんの大らかなスタンスは、毎日の家事に追われる私たちの肩の力をふっと抜いてくれますね。
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いつも完璧を目指すのではなく、心地いいメリハリが、家事をラクにする秘訣です。
思い出の品を飾って愛でる心の豊かさは忘れない。そんなバランスの取れた「暮らしのくふう」を、ぜひ真似してみたいですね。
撮影/天野良子・有馬秀星・市原慶子・大森忠明・片岡祥・川上明子・キムアルム・桑名晴香・清永洋・髙杉純・林ひろし 構成・文/鹿島由紀子
※掲載した名前、年齢、職業、住居形態、家計などは、22年1月号~ 25年9月号の『サンキュ!』誌面に掲載された当時の情報をもとに転載、再編集しています。内容は取材当時の情報であり、現在とは変わっていることがあります。
※本人の希望により仮名を使用している場合があります。
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