新生活、環境の変化で体や心におきやすいこと

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新生活での慣れない人間関係や生活の変化によって、知らないうちに心身へ負担がかかりやすいこの時期。東洋医学では、そうしたストレスによってエネルギーの流れである「気(き)」が滞り、気持ちがナーバスになりやすくなると考えます。
また、ストレスでお腹が冷えることで、食欲不振や腹痛を招く原因になることもあるんです。だからこそ、日々の食事で「気を巡らせ、お腹を温める」ことが大切になります。
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常備しておきたい簡単に活用できる新生活の味方5選

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梅醤(ばいしょう・うめびしお)
まずおすすめしたいのが「梅醤」です。梅干しと醤油を合わせたシンプルなものですが、体を内側から温め、胃腸の働きを整える助けになります。環境の変化が続くと、気づかないうちに食欲が落ちたり、胃が重く感じたりすることがあります。そんなとき、梅醤をお湯で溶いて飲むと、体の内側からほっと温まり、消化の働きをサポートしてくれます。また、和え物を作る際に調味料として活用しても美味しいですよ。
スーパーの「梅商品」のコーナーや自然食品店、ネットショップなどで瓶詰めが販売されています。
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また、すり鉢やフードプロセッサーで種を除いた梅干しをつぶして、しょう油、お好みでみりんやはちみつを混ぜて作ることもできます。
新生活のスタートは、まず体の土台を整えることが大切。梅醤は、忙しい朝や疲れた夜にも取り入れやすい心強い常備品です。
しそ
しそは香りのある野菜で、気の巡りをよくするとされています。ストレスが続くと、胸がつかえる感じがしたり、ため息が増えたりすることがありますが、しその爽やかな香りはそんな状態をやわらげる助けになります。刻んで冷ややっこにのせたり、サラダやおにぎりに加えたりするだけでも十分。香りを感じながら食べることで、気分のリフレッシュにもつながります。
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活用しやすい、しそパウダーやゆかりのふりかけでもOKです。
柑橘類
みかんや甘夏、レモンなどの柑橘は、イライラしたり、気持ちが高ぶりすぎたときに、気を下に降ろして落ち着かせる働きがあるといわれています。気持ちがざわつくときは、柑橘の爽やかな香りが助けになるので香りを楽しむのもおすすめ。
果物として食べるのはもちろん、皮を少し刻んでサラダや料理に加えると香りが立ち、食事の満足感も高まります。忙しい新生活の中で、気分を切り替える小さな助けになってくれる食材です。
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なつめ
心を落ち着かせたいときに薬膳ではよく「なつめ」を使います。体をやさしく養い、安心感を与える働きがあるとされています。緊張が続くと、夜にリラックスできず眠りが浅くなることもあります。そんなとき、なつめをお茶に入れたり、スープに加えたりすると、自然な甘みが広がり、ほっとする味わいになります。ドライフルーツのようにそのまま食べられるものも多く、手軽に取り入れられるのも魅力です。
なつめチップスのようなお菓子も市販されていますので、おやつタイムに取り入れやすいですよ。
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クコの実(ゴジベリー)
小さな赤い実ですが、薬膳では体のメンテナンス食材として知られています。特に目の疲れや、忙しさによる体の消耗が気になるときにおすすめです。パソコンやスマートフォンを見る時間が長い人は、知らないうちに目を酷使しています。クコの実をスープやお茶、ヨーグルトに少し加えるだけで、彩りもよく、食事にやさしい甘みが加わります。日々のケアとして、少量を続けるのがポイントです。
最近では、ゴジベリーとも呼ばれ、スーパーの中華調味料、製菓材料やドライフルーツ売り場に並んでいます。
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妊娠中、授乳中の方は摂取を控えるか、医師に相談してから活用してください。
無理なく整える習慣で、春をしなやかに乗り越えよう
新生活は、新しい出会いや経験が増える大切な時期。同時に、体と心にとっては負担が増えやすい時期でもあります。だからこそ、特別なことを頑張るのではなく、日々の食事の中で無理なく整える習慣を持つことが大切です。食材を上手に取り入れて、忙しい春をしなやかに乗り越えていきましょう。小さな常備品が、あなたの体と心をそっと支えてくれるはずです。
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